こんにちは、最近は気温の寒暖差が激しいですね。いかがお過ごしでしょうか。
さて、みなさんは「初期むし歯」という白い虫歯について知っていますか?
初期むし歯とは、まだ歯に穴は空いていないけれど、すでに虫歯が始まっていますよというサインです。
聞きなれない言葉かもしれませんが、最初は歯の表面がスムースなまま白濁が始まり、歯をエアーで乾かすと良く見えます。
もう少し進むと白濁した表面が少しザラザラした感じになってきます。
もっと進むと褐色になったり、小さな穴が空いてきます。
では、どのような治療が必要なのでしょう。
穴が空いてしまった虫歯は、削って詰める治療も考えますが、初期むし歯であれば、進行を止めれば時間はかかるけど削ることなく元の透明感のある歯に戻ることもできます。
以前までは、虫歯で穴が空いたり、黒くなってから削って詰めるのが最善の治療だと言われてきました。
しかし、近年では初期むし歯の段階から見つけて歯を守っていこうという考え方になってきています。
初期むし歯は早期発見、長期管理が大切です。
定期的に歯医者さんに通いましょう。