みなさん歯磨き、手洗い、うがいは欠かさずしていますか?
唐突ですが、ハミガキをする目的とはなんでしょうか?
普段過ごしていて食事をする度に食べかすなどが付きますし(((((゜゜;)
話をしているだけでも口の中に空気中の汚れなどを呼吸の時に一緒に吸い込んでしまうこともあります!
勘違いしている方も多いですが・・
プラーク(歯垢)はただの食べカスではなく、細菌の塊です!
このプラーク中の細菌が産生する「酸」や「毒素」が虫歯や歯周病の主な原因なので、
歯磨きをきちんと行って細菌の数を減らせば、虫歯や歯周病を予防することができるという訳です。
なので歯ブラシを使って歯の表面からきれいに取り除くことが必要です。
ただ、いくらきれいに磨こうとしていても歯ブラシでは歯の表面だけしか
磨くことができないのです(; ・`д・´)
虫歯の最も起こりやすいのが歯と歯の間です
歯と歯の間のプラーク(歯垢)は60%程度しか除去できないと言われています。
虫歯の最も起こりやすいのが歯と歯の間です
ではどうしたらいいのか・・・・
そんな時のために
「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」などの補助清掃器具を併用することがとても重要になります。
«デンタルフロス»
当院でオススメしているもっともコストパフォーマンスが良いフロスの形は
専用のケースに糸だけがはいっているタイプです
使い方は図2の様に適度にフロスを取ります
この時糸の幅は1㎝~1.5㎝くらいが理想です
口の中に指を入れる時に幅が狭いほうが動かしやすいためです
後は歯の隙間にフロスを通し糸のこのようなイメージで軽い力で
歯と歯の隙間の汚れを取っていきます。
汚れた面があれば指で移動できるので
最後まで清潔に使用することができる大きなメリットがあります
そして同じデンタルフロスでも形が違うものもあります。
こちらは持ち手が付いているので幅や動かし方を気を付ける必要がありません
ただデメリットとしましては、
汚れた面を移動することができないために衛生的に良くないという事です
汚れたら新しいものと交換するのでコストもかかります
また持ち手が付いている為に歯に入れた後抜く際一方方向にしか抜けないので歯を痛める可能性も少なからずあると思います
その点、糸だけのものは隙間に入れた後歯の横から糸だけを抜き取ることができます
‹補助器具の必要性›
欧米ではフロスorダイ(フロスか死か)と言われるほど使用頻度が高い清掃グッズですが、日本ではまだまだ普及しているとはいえません。
1日1回、1分フロスをするだけで歯間部の虫歯の予防が可能です。逆にいえばフロスをしなければ歯間部にプラークが残り続け、歯磨きを一生懸命やっていても虫歯になる 可能性が高くなります。
フロスの使用が習慣になっていない方は1日1回は使用するようにしたほうが良いでしょう。習慣になってくると逆に使わないほうが気持ち悪くなってきます
普段からプラークコントロールを意識して頑張りましょう!(/・ω・)/