今回は乳歯の打撲についてです。
小さいお子さんがいるご家庭
小さいお子さんがいるご家庭では、子供が転んだりして歯をぶつけてしまい
ケガをしてしまうことはよくある事だと思います。
出血、欠け、グラつき、症状は様々ですが、医療機関を受診するか判断は悩むところだと思います。
歯茎から出血するときは軽く口をゆすぎ、清潔なガーゼやティッシで圧迫止血して冷やしましょう。
・歯が欠けたとき…
そのまま経過を診るか、詰め物をして補います
・グラつきがあるとき…
程度によりますが、乳歯の生え変わりまで経過を診ることが多く、まだ抜ける時期ではない場合はグラつきを固定して経過を診ます。
・抜けてしまったとき…
早めに歯科を受診しましょう。
【永久歯についての影響】
その時に大きな影響にならなかったとしても、数か月後には黒っぽく変色することがあります。これはぶつけた衝撃で歯の神経が死んでしまい、歯の周りに炎症が広がっている状態です。
その乳歯が永久歯に生え変わると、永久歯の質が弱かったり変色するという影響があります。
乳歯の打撲は一度の処置で終わりというわけではなく、経過を診て問題が出ていないか診ていくことが重要となります。定期的に経過観察をしましょう。
秋津駅前歯科クリニック
042-306-0418